Marketing Cloudに限らずメールの配信をする上でSPF(Sender Policy Framework)レコードは必須の設定となります。最近ではDKIM(DomainKeys Identified Mail)やDMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting, and Conformance)等も多く使用されています。
SPF(Sender Policy Framework)レコードとは
SPFとは、送信ドメイン認証のひとつで、メールが正規のサーバ(送信が許可されているサーバ)から送信されているのかどうかを判断するのに有効な手法です。SPFがあれば、携帯キャリアやISPはそのドメインを利用した成りすましメールかどうかを判断できます。
Marketing CloudでのSPFレコード設定
Salesforce Marketing CloudではSAPというSKU若しくはPrivate Domain SKUを利用して登録が可能です。
SAPを利用する場合は下記の記事を参考にしてください。
Private Domain SKUでのSPFレコード設定
Private Domainで登録する場合はSalesforceから提供されるゾーンファイルに記載のあるレコードを利用して対象ドメインのテキストレコードとして登録します。
弊社の場合はmsg.legoliss.co.jpにincludeでSalesforceから提供されたレコードを登録しています。
SPFレコードは他にもIPアドレスを直書きして登録する方法等もありますので、用途や環境に合わせて登録してください。
Gmail等はSPFレコードが登録されていないと迷惑メールボックスに振り分けられる可能性が非常に高まりますので気をつけてください。